ワンオペ育児の対策としてママができること「後編」 - ムーニーのCM動画から学ぶ

2017年5月19日

昨日書いたこちらの記事は、もうご覧になりましたか?

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ワンオペ育児の対策としてママができること「前編」 - ムーニーのCM動画から学ぶ

先日、Facebookにこんな投稿をしました。 今、話題になっているムーニーのCMを、今日始めて見たのだけど。CMの内容というより、ママの行動にいろいろとツッコミどころがありますね。興味がある方がいら ...

今日は「後編」として、昨日の続きを書いていきます。

このCM動画のママの「本当の姿」を話すのと同時に、一見すると悲惨な状態からどうすれば脱出できるのか?

最後に私からのご提案も、お伝えしていきますね。

このママはワンオペ育児ではありません

ムーニーのCM動画は「ワンオペ育児」という言葉とセットで取り上げられることが多いです。

実際にCMの内容も、たったひとりで育児に頑張るママの姿を描いているように見えます。

ですが、実はこのママはワンオペ育児ではありません。

私がそう判断した理由は、動画の中にパパらしき人が2回、登場しているから。

このパパ、育児そのものについては何もしていないように、CMの中では表現されています。

映像だけを見れば育児をしていないパパに思えるけれども、「育児ってどうするのか?」のやり方を知らないことには何もできなくて当然。

「ママの要望を伝えてないのに、完璧なサポートがほしいなんて虫が良すぎます」の一言ですね。

パパの育児参加、最初の一歩

してほしいことがあれば、明確な言葉にしてはっきり、しっかり伝える。

これがパパに育児参加してもらうための鉄則であり、第一歩でもあります。

ひとりきりで長い時間、赤ちゃんのお世話をするのがつらいのならば「早く帰ってきてほしい」と表現を変えながら何度でも希望を伝える。

家事を手伝ってほしいなら、初心者に教えるつもりでひとつずつ、ていねいに教える。

これくらいしないと、パパは動いてくれません。

お勤めの経験があるのなら、新人だった頃のことを思い出してください。

右も左も分からなくて、初歩的なことから上司や先輩社員から教えてもらったはず。

赤ちゃんのパパは、この新入社員と同じです。

何を、どうすればいいか、まったく分からない状態なので、手取り足取り教える必要があるというわけです。

イクメンを作る最初の一歩は、ママからの行動です

このCM動画のママが、今の状態を抜け出すためにまずするべきこと。

それは、自分の現状をパパに伝えてサポートを受けることです。

「言われなくてもやってほしい」じゃなくて「伝えたらやってくれるはず」というのがここでのポイントです。

会社で働いていた頃を思い出して、「パパは私の後輩社員なんだ」と思って接してみてください。

時間はかかりますが、少しずつ子育ての頼もしい戦力になってくれるはずです。

ワンオペママは、もっと周りを頼ろう!

もうひとつ、このママがするとよいことがあります。

それは、パパ以外の手を積極的に借りることです。

お友達やご近所さん、家事代行やベビーシッターなど、お願いできる先はフルに活用するのはもちろんやるべし!


家事の時間を、家族の時間に。家事代行サービスCaSy

便利な家電やツールも積極的に使っていくことで、家事や育児の負担を確実に減らすことができます。

赤ちゃんにとっていちばんうれしいのは、ママが毎日、笑顔でいること。

そして、赤ちゃんにとっていちばんつらく、悲しいのは、自分がいるせいでママがつらい思いをすること。

じゃあ、このCMのママがどうすればいいかは、もうお分かりですよね。

「泣いて笑って生きていく」でも…

最後にひとつ、どうしても気になることがあります。

それは、このCM動画の最後に流れる「泣いて笑って生きていく」というフレーズです。

ここだけならば「確かにそうだよね」と、思えるのです。

人生って、ずっと泣いてばかりでも笑ってばかりでもなく、いろんなことが起きますから。

でも、

「キミと一緒に生きていく」

これだけは、どうしてもいただけないですね。

赤ちゃんとママにとって、お互いの存在はかけがえのないものです。

かと言って、ママと赤ちゃんは、一緒に生きていくわけではありません。

すべての人間は、自分自身のために生きる義務があります。

それはママも赤ちゃんも、そしてあなたも同じです。

このCM動画でひとつだけ言わせてもらえるなら、このフレーズを外してもらえたらうれしいかな。

「このママをはじめとしたすべての人は、自分自身のために生きてほしい」

これが私の願いだから。