
今日は3月31日。
年度末という節目に当たる日で、忙しく過ごした方も多いのではないかな。
私自身はカレンダー通りに動いているわけじゃないので、いつもと同じ1日。
でも、主人や子どもたちはしなきゃいけないことが(宿題とか、宿題とか…)それなりにあったみたいです。
ところで、「忙しい時に限って、しなきゃいけないことがどんどんと増えていく」という経験が、あなたにはありますか?
ただでさえ「今日は予定がパンパンだ」という日を狙ったかのようにイレギュラーな出来事があって、忙しさに拍車がかかる。
こうなってしまったら「もうお手上げです!」と降参したくなるのも、無理はありません。
ですが、こんな状態になった時に思い出したいことがあります。
忙しい時には「深呼吸」
「時間がない、忙しい」と思っている時って、気持ちが焦っています。
その焦りから正常な判断もできないし、いつもならしないミスも出してしまいがちです。
そんな時に無理に行動しても、よい結果は出ません。
なので「今の私って忙しい?」と、思った時にはすべての動きを止めて、大きく深呼吸をひとつ。
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深呼吸をする
目の前にやることがいっぱいある時。 「ああっ、もう!」ってなっちゃうことが、あると思います。 時間を有効に使おうといつも思ってる私にもそんな時はいくらでもあります。 そうなった時に、バタバタしたりあせ ...
バタバタとむやみに動いてますます深みにはまるよりも、「まずは落ち着くことが先」というわけです。
ザワザワする心を落ち着かせ、クリアな状態になればOKです。
あなたのするべきことを、リスト化する
さて、次にするのは、このブログをずっと読んでいる方にとってはお馴染みの「書く」です。
今回書いていくのは「今、あなたの手元にあるやるべきことリスト」
「今すぐ」をキーワードとして、しなきゃいけないとあなたが思っていることをふせんに書いていってください。
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付箋(ふせん)の使い方、いろいろ
このブログでは、今までにも情報を整理する方法について書いてきました。 私がやっているのは 見やすく 分かりやすく 簡単! この3つをすべてクリアするもの。 その中から、まとめて記事にしたことがない付箋 ...
実際に書き出してみると、思ったよりずっと少ないケースが案外と多いです。
頭の中にある時はやることが大量にあるとに思っていても、「紙に書く」という目に見える形に変えることで、客観的に見ることが可能になります。
その結果、ふせんに書き出しただけで「大したことはなかったね」となることもあるくらい、書く行動の持つ効果は高いと私は考えています。
ふせんに書き出してもやることリストがそれほど減らなかった場合は、次のステップに移ります。
後回しにできることを除外する
あなたの目の前にあるふせんに書かれた「やること」の中には、今すぐじゃなくてもいいことが必ずあります。
それを探して「後回しにする」と決めるのが、ここであなたがすることです。
さっきまでは焦っていたから「今、すぐ」と思っていたけれども、よく考えてみたら「明日でも問題ないことが混ざっている」という感じです。
ふせんをひとつずつよく見て、仕分けをしていってくださいね。
仕分けが終わった時点でそれでも残ったものが「今、あなたがするべきこと」という結論になります。
では、後回しにした「やるべきこと」は、どうすればいいのでしょう?
後回しにしたことを再チェック
「これは後でいいな」と一度は手を止めてしまった、あなたのするべきこと。
なのだけれども、そのままにしておくわけにはいきませんよね。
なので、ある程度タスクが片付いたら、書き出したふせんのうちで後回しにしたものを、もう一度見てみましょう。
その中には
- 明日でも構わないもの
- 誰かに依頼してもいいもの
- 誰もしなくてもいいもの
このように「どうすればいいか?」の結論がバラバラの「やるべきこと」が、ごちゃ混ぜになっています。
でも、焦りから解放されて落ち着きを取り戻した今のあなたなら、どうすればいいのかもう分かりますよね。
あとは、判断した通りにタスクをこなせば無事に終了、です。
落ち着いてさえいれば、どうにかなる!
そもそも、やるべきことが多すぎてあなたの思考がパンクするのは、どこに原因があるのでしょう?
そのキーワードは、この記事で何回か使った「焦り」です。
いつものあなたならば何の苦もなくこなせるはずの「やるべきこと」
ですが、焦っている状態だと、あなたが持っている力の半分も出せたらよい方です。
その状態でどれだけもがいても、空回りするだけで先に進むことはできません。
なので「最初にするのは、落ち着きを取り戻すこと」というわけです。
明日から4月。
今度は年度初めとなり、忙しい日々がまだまだ続くかと思います。
「あぁ、私、忙しいな」と感じた時は、この記事のことを思い出してくださいね。
あなたのお役にきっと立てると思いますから。