
主婦になってからひとりでお出かけなんて、もうずっとできてない。
家族と一緒に遊びに行くのだって楽しいけれど、たまには自分の時間がほしい。
そう思っている方に向けて、これまでにもいろいろ記事を書いてきました。
家事の時間を短くして「わたし時間」をしっかり確保する方法。
ご主人やお子さまに対して、ひとりになれる時間がほしいことを伝える方法。
そして、好きなことをして過ごすために必要なお金を、どうやって手に入れるか?
ですが、これまでは話していなかったことがありました。
それは自由な時間を手に入れるために具体的に私が何をしているか、ということ。
実例がないと「私ならこうする」が出てこないですよね。
そこで先日、朝から夕方まで自宅を留守にした時のことを、時間を追ってお話しします。
参考にできることがあれば、ぜひ使ってください!
前日までの準備
朝から主婦がずっと自宅にいない時にまず考えるのが「家族の食事をどうするか」
私の選択肢は、採用回数の多い順に
- 外食にしてもらう
- お弁当やお惣菜を買ってもらう
- 帰宅次第、私が作る
この3つ。
今回は
- 昼食は外食
- 夕食は帰宅してから私が作る
こちらにしました。
なので、家に帰ってからすぐに夕食の準備ができるよう
- すぐできるメニューを選択
- 事前に切れる材料はすべて切っておく
- 夕食の時間にご飯が炊けるようセット
- 帰宅してからの手順をあらかじめ考えておく
こんな準備をしてから家を出ました。
できる範囲の先手を打つことで、帰宅後の慌ただしさがかなり軽減されます。
出かけている間は…
この間にすることは、たったひとつ。
それは「自分の時間を、めいいっぱい楽しむ」と決めて、実行することです。
私が手に入れた「おひとりさまタイム」は、家族全員の協力があったから実現しました。
なので、家を空けている後ろめたさを感じたり「早く帰らないと」とソワソワしてたのでは、何の意味もありません。
というわけで、家に帰る時間が来るまでは、確保できた時間でできることをあれこれと楽しみました。
こうして気分がリフレッシュした頃には、そろそろタイムリミット。
楽しかった時間に別れを告げて、家に帰る準備を始めます。
家に帰るまでにしたこと
「わたし時間」が最後まで楽しめるかどうかは、実はこの時間帯の使い方にかかっています。
「どうしてなのか?」っていうと、最後にバタバタしたんじゃ楽しさが半減することと。
おひとりさまタイムの最後に「大変だった」を感じると、「また行こう」って思えなくなるから。
次回も楽しむために、この時間帯を使って私がいつもしていることは、帰宅後にどう動くかをシミュレーションすること。
前もってイメージをしておけば、実際に家に帰ってから落ち着いて行動できます。
ただでさえ忙しいと分かっているのだから、事前に準備しておくことで少しでも負担を軽くしたい、というわけです。
帰った後は「ちょこっと」家事を
しっかり楽しんだ後は、私自身と家族のために主婦に戻って家事タイム。
時間が限られているので、その日のうちにしなければいけないことだけに的を絞って、家事をこなしていきます。
この日にやった家事は
- 夕食を作る
- 洗濯物をたたむ
- 次の日のお弁当の準備
たったこれだけ。
「明日のことは、明日になってから考えればいい」
こう考えることで「今日を楽しむ」という発想が生まれます。
こんな風に考えないと、家事は毎日のことだから「主婦になったら年中無休」になりかねません。
残った家事は次の日以降に回して、疲れていたこの日は早い時間に休みました。
主婦として「完璧」でありたい?
ある日の私のスケジュールと行動を、ざっと書き出してみました。
あなたの目には、どう映りましたか?
もしかしたら「もっとちゃんとしないと!」と、感じたかもしれませんね。
「主婦として完璧でありたい」とあなたが思う気持ちは、分からないではないです。
でも「完璧」って人によって違うものだし、そもそも実現不可能なものだと私は考えます。
努力はするけれど、時には休憩の日を作ってもいいんじゃないかな。
しっかりと頑張る毎日の中に、時折お休みの日を入れる。
そして、次のおひとりさまタイムを心待ちにして、日々の家事やお仕事にいろんな工夫をしていく。
この繰り返しが主婦として生きる私たちの楽しみであり、醍醐味でもあります。
「私のある日」をあなた流にアレンジして、ご自身の時間をしっかりと確保してくださいね。