
あなたの周りには、こんなことを言っている人がいませんか?
「私、何もできないから」
「自信がないからできません」
ううん、もしかしたら、あなた自身がこうった発言をしているかもしれませんね。
「何もできない人」も「自信がある人」もいない
でも、私が思うに、「何もできない人」なんてどこにもいません。
誰にでもいくつかの他人より優れてできることが、必ずあります。
さらに言えば「自信がある人」も、どこにもいません。
あなたからすればすごいなって思える人ほど自信なんて持ってなくて、人から見えない部分で地道な努力をしているものです。
自分のできることを見つけて、自信をつける方法があります!
とは言っても
「私ができることって何?」
「自信がないと、何もできない」
あなたがこう思うのを止めることは、簡単にはできないでしょう。
そして、人に言われたからといってこう思うのをストップすることも、またできません。
ですが、あなたの行動ひとつで、自信がなくて身動きが取れない状態から抜け出すことは可能です。
「何をすればいいか?」っていうと、やったことがあることを紙に書き出すこと。
「できた・できない」に関係なく、これまでにあなたが経験したすべてのことを書くだけでOKです。
これまでにやったことがあること・私の場合
この時点で「さあ、どうぞ」としても構わないのだけど、一例として私のことを。
私がやったことがあるのはこんな感じです。
1. 仕事編
- セミナー講師
- 在宅事務代行
- 整理収納アドバイザー
- システムエンジニア
- プログラマー
- 家庭教師
- コンビニの店員
- 書店の店員
- 食堂のフロアスタッフ
- 国税局の事務
- インテリアショップの販促要員
2. 家事編
- 料理
- 洗濯
- 掃除
- 子育て
3. 趣味編
- HTMLタグとCSS、読めます
- ブログ、書けます
- クラリネットが吹けます
- コンサートの舞台裏スタッフができます
- ゲーム好き読書好き
ざっとこんな感じ。
実際には項目をピックアップして、さらに細かく「何を、どのように」やったのかを書いていくといいです。
やったことがあることを書いて、あなたが得られるもの
これを書くのってとても時間がかかりますし、一気に書き上げるのも難しいので、ある程度の期間も必要とします。
それであれば「書くとどうなる?」は、先に知りたいですよね。
そこで、私が思うやったことがあることを書いてあなたの手に入るものをふたつ、お話ししますね。
やったことを知ることで得られるものその1:あなたができること
さっきから私がずっと「やったことがあること」と書き続けていることに、あなたはお気づきですか?
「やったことはあるけれども、できなかったこと」が、あなたにはあったはずです。
この「経験はあるけれども、できなかったこと」を、あなたはちゃんとリストアップしましたか?
実は、あなたにとってはできなかったことであっても、他の人から見れば十分にできていることって山ほどあります。
ということは、あなたにとっては「できないこと」であっても、他人にとっては「できること」である可能性は十分にあるんです。
できているかどうかはあなたが決めるのではなくて、相手が決めるのだというわけ。
なので「やったことがあるリスト」にあなたが書いたことは、今日からすべて「私のできることリスト」と考えてください。
そう思えば、あなたのできることはたくさん増えましたよね。
やったことを知ることで得られるものその2:自信がつく
やったことがあることであれば、これまで数十年間を生きてきたのですから、ある程度の数が出てきたかと思います。
実際に書き出してみて「私、いろんなことをやってきたな」って思いませんでしたか?
その「数」こそが、あなたの自信につながります。
これまでに100個の経験を積んできたのなら、101個目の物事だって問題なくこなせます。
それに、経験を積めば積むほど、次にやって来る物事は以前と似たようなことである確立が上がる一方です。
ねっ、こう思えば「私、意外とできるのかも?」と、思えてきませんか。
あなたには無限の可能性があります!
あなたの中にはたくさんの「できること」が、まだ日の目を見ることなく眠ったままです。
これらの「できること」はすでにあなたの持ち物ではあるのだけど、あなた自身が見つけなければ使ってあげることはできません。
これってとてももったいないことだと、私は思うのです。
あなたをはじめとしたこのブログの読者さまは、生真面目で何事にも一生懸命。
そんな方が多いなと、私には感じられます。
(いちばん不真面目なのは、たぶん私です!)
だからこそ、きっと「100パーセント」を知らず知らずのうちに求めちゃうのでしょうね。
でも、そこまでストイックに完璧を追い求める必要は、まったくありません。
あなたはすでにあなたを生かし切ることによって、素晴らしいことができるように元々からできています。
あとは、あなたの持っている力を生かすことだけです。
その日が来ることを、楽しみに待っていますね。