
主婦であれば避けて通ることはできない、食事の後片付け。
その中でも特に人気がないのが、食器洗いではないでしょうか。
かく言う私も「食器洗いが大好きか?」というと、その返事は「No!」です。
洗い桶のない、我が家のキッチン
実は我が家のキッチンには、洗い桶がありません。
汚れた食器は使った人がシンクに持ってきて、水を張るというのがルール。
息子も大きくなってきてこのルールに参加できるようになり、私の手間は飛躍的に減りました。
ところで、あなたは洗い桶って使っていますか?
私の場合は、以前は持っていたのだけど、シンクの中で場所を取るばかりでうまく使いこなせないまま、終わってしまいました。
私が洗い桶を使いこなせなかった理由は、他にもあります。
それは何か?っていうと、洗い桶の中に入れた食器についている汚れが、他の食器にも移るから。
ついうっかり油まみれの食器を入れたら最後、すべての食器に油がつくのがどうにも嫌だったんです。
というわけで、我が家のキッチンは
- 洗い桶がない
- 使った後の食器は家族全員が自分で水を張る
この状態になった、というわけです。
食器洗いを効率化するコツは、シンクに食器を置く時のルールを決めること
食べた後の食器をシンクに入れる時のルールは、他にもあります。
そのルールとは
- 油分の多い食器は排水溝の手前に
- 油分の少ない食器は排水溝から離して
- グラスはシンクの向かって右側
- お箸やカトラリーはシンクの向かって左側
こういった、食器の置き場所についてのルールです。
これを読んで「神経質じゃないの?」と思った方も、いらっしゃるかもしれません。
ですが、実際に食器を洗う時のことを思い出してください。
油分の多い食器が排水溝から離れていたとしたら、油が排水溝に向かってより長い距離を流れていきます。
つまり、シンクが無駄に汚れて掃除の手間が余計にかかります。
そして、食器がバラバラに置かれていると、ひとつの食器を洗うたびに手の動きもバラバラになり、ストレスの原因となります。
同じ種類の食器はまとめて配置することで、洗う時のスピードが飛躍的に上がるのです。
「次に何が起きるのか?」が、家事の時短を実現するキーワード
今日は食器を洗う前に私が何を考えていて、どう行動しているのかをお話ししました。
文字にしてしまえば取るに足らない、ほんのちょっとしたことです。
ですが、この通りに行動してもらえば、私が何をお伝えしたいのかがきっと分かってもらえるか、と。
今、この瞬間に心地よくあるために、次に何が起きるのかを考えて先に手を打っておく。
家事というものはこの行動の連続だと、私は考えます。
手を抜いてサボったツケは、あなた自身がどこかのタイミングで支払うことになります。
「しまった!」と後から後悔しないために「今、少しの手間をかける」を、家事をする時には思い出してくださいね。