
今日はクリスマスイブ。
街中は華やかな雰囲気に包まれて、あなたの気持ちもウキウキしているでしょう。
ですが、そんな日だからこそ、あえて今日は重いテーマを取り上げます。
17年間の派遣社員生活
まずは、こちらのページをご覧ください。
少し前に話題になった、
- 3ヶ月での更新を繰り返して
- 17年間ずっと同じ職場に派遣されていたのに
- 急に雇い止めになった
というニュースです。
派遣社員は正社員と比較すると「継続して雇用される」という保証が一切ない働き方。
そのため、企業側から見ると
- 必要な時だけ
- 必要な人数だけ
- すぐに手配できる
便利な労働力という認識を持たれています。
ですが、派遣社員として働く側からすれば、労働者であるという点では正社員とそれほど違いはありません。
勤務時間中は拘束されますし、働く場所も指定される。
そのような中で、身分だけが不安定で「いつ、切られるのか?」と不安な毎日を過ごす。
決してよいとは言えない状態で17年も過ごしていただけで、私にとってはありえない話です。
この長期間をよく頑張ってきたのだな。
そして「お疲れさま」を言いたい、と。
考える余裕がないがゆえの、悲しい結末
この記事を読んだ人から、たくさんのコメントが寄せられています。
全体的には
- 派遣なんて所詮その程度の扱い
- なぜ正社員にならなかった?
- 派遣先の会社に感謝しろ!
こんな感じで、話題になった女性の自業自得だという意見がとても多かったです。
私も社長なので、意見を書いた方たちの視点はよく分かります。
いえ、むしろ雇われサラリーマンよりも、身にしみて知っています。
ただ、ひとつ言いたいのは「心や時間の余裕が、彼女にはなかったのだろう」ということです。
「心」と「時間」は、車の両輪のような存在です。
どちらか片方が不足すると、もう片方もなくなってしまいます。
ずっと働き詰めで「私、このままでいいのかな?」と思って資格を取ってみたけれども、評価アップにつながることはなくここまで来てしまった。
そんな女性の悲しい結末が、ご紹介した記事に現れている。
こう思えてなりません。
フリーランスとして、時間と心のゆとりを持てる働き方を選ぶ
「雇われる」ということが意味するところ。
それは、あなたの時間を会社に売ってその代わりにお金を手に入れる、ということです。
これでは人生という時間の大半を会社に預けているのと同じで、「今、これがしたい」を満たすことなど、到底、無理な話です。
さらに言えば、会社に雇われることで立場の安定が保証されるとは限らないのは、ご紹介したページの通り。
それでもあなたは、会社に雇用されることを選びますか?
それとも、自分らしい働き方と仕事を求めますか?
私が選んだフリーランスへの道は、厳しくて険しいです。
ただ、仕事としてフリーランスを選ぶならうまくいくパターンをいくつか知っているので、あなたのお役に立てます!
「自分の人生は、自分の手で決める」
そんな方の力になることを、私は心から願っています。